クレジットカードの仕組みを説明

クレジットカードグローバル

<クレジットカードの基本>



クレジットカードの基本的な仕組みについて紹介します。

仕組みのことなど全く知らなくても利用できるのがクレジットカードの良いところ

ではありますが、もちろん仕組み・構造を知っておいて損ありません



これからクレジット業界の事を知りたいという方や、仕組みを知らないままなんとなく

使っていたという人向けです。



<クレジットカードの概要>



そもそものクレジットカード自体、どんなものであるかはご存じの方が多いと思います。

クレジットカードとは、利用代金を信用で後払いすることができる

プラスチックのカードです。


利用時には現金は不要です。

その場では、サインをするか、暗証番号を入力する事で、決済をすることが可能です。

コンビニでは、サインも暗証番号の入力必要ないです。


その際、一括払いや、分割払いなどの支払方法を指定することができます。

加盟店により選択肢は異なりますが、どこでも必ずできるのは一括(一回払い)です。


代金の支払いは、後日、口座からの引落などの方法によりクレジットカード会社

支払います。



この簡単さゆえ、仕組みが分からなくても使える!……でも。

先ほどのとおり、利用するだけであれば、それ以上のことは知らなくても利用できます。


例えるなら、車がどう動いているかの仕組みを知らなくてもアクセルを踏んで

ハンドルを回せば運転ができるのと同じ事ですね。


しかし、それ以上のことを知ることで、様々なことが見えてきます。その複雑さ魅力

はまってしまう人も結構います。


前置きはここまでにして、さらに詳しく見ていきましょう。

どうやってクレジットカードは成り立っているか?


説明をするためには、会員加盟店クレジットカード会社という用語と、その関係を

理解する必要があります。それでは早速、一つずつ順番に見ていきましょう。



<会員>




クレジットカード会社は、一般消費者からの「カードを発行してください!」という

申し込みを受けると、入会審査を行います。


その審査に通過した、いわば認めた人のみに、自社のクレジットカードを使用する権利

を付与します。この「認めた人」が、そのクレジットカード会社から見た会員です。


簡単に言えば、「私たちクレジットカード利用者」の事ですね。


ちなみに、会員にするための審査基準は各社様々です。

年収うん百万・年齢○歳・勤続○年以上などと審査基準が厳しい会社もあれば


安定収入さえあれば問題無くOKな、非常に甘い会社もあります。

ただ、そういったおおよその厳しさ(甘さ)は分かっても、入会審査の詳細は、

門外不出ブラックボックスです。



<加盟店>




加盟店とは、クレジットカード会社と加盟店契約をしているお店の事です。

英語でmerchant(マーチャント)とも呼ばれています。


簡単に表現すれば、「クレジットカードが使えるお店」と考えれば分かりやすいでしょう。



<クレジットカード会社>



これはそのままですが、クレジットカード会社のことです。

略してカード会社・クレジット会社とも表現されます。


クレジットカード会社には2つの大きな仕事があり、その仕事の役割や

業務の提供先によって、さらに呼び方が異なります。


まず1つめは、会員からみたクレジットカード発行会社が「イシュア」。

イシュアは、発行会社として、会員に対しての各種クレジット業務を行います。


2つめは、加盟店からみた、自身と加盟店契約をしているクレジットカード会社は

「アクワイアラ」と言います。

アクワイアラは、加盟店に対してのクレジット業務を行います。


この2つの仕事、「イシュア」「アクワイアラ」について、もう少し詳しく説明しますね。



<1.イシュア(会員に対してのクレジット業務)>



「会員」からみて、クレジットカードを発行しているカード会社がイシュア(伸ばしてイシュアーとも)。

英語でissuer=発行人という意味を持つ言葉のとおり、発行会社を意味します。

イシュアの会社名は、カード券面裏側に必ず明記してあります。


勘違いしやすいのは、券面表にあるVISA(ビザ),Mastercard(マスターカード)

JCB(ジェーシービー)等の国際ブランド。


これらは決済性を高めるためについているだけで、イシュア、つまり発行会社

とは別と考えてください。


あくまで券面裏側に電話番号と共に記載してある会社名が、

イシュア(クレジットカード発行会社)です。
[ 2018/06/21 00:54 ] クレジットカード特集 | TB(0) | CM(0)

クレジットカードの仕組みを説明その2

財布の中のクレジットカード

<アクワイアラ(加盟店に対してのクレジット業務)>


先ほどご紹介した「加盟店」からみて、加盟店とクレジットの利用契約をしているのが

アクワイアラです。

アクワイアラは表に出てきづらいので初耳の方もいると思いますが

加盟店の開拓を行いその結果、手数料を得ることができるのです。

イシュアとアクワイアラは最初は理解しづらいので、まとめます。

私たちが特定の店舗でクレジットカードを使ったとしましょう。

イシュアはそのカードの発行会社。アクワイアラは、その店舗が契約している

クレジットカード会社となるわけですね。

この際のイシュアとアクワイアラは、別々であることも多いですが

同一のケースもあります。


<関係図を作成>


それぞれの関係を図に表したものです。

この図は、イシュアとアクワイアラが同一であるケースであり、

一般の方にとって最もイメージが分かりやすい図です。


クレジット会社関係図

図を見てもらえば分かると思いますが、要は立替払いの仕組みです。

会員は、手持ちのお金が無くともクレジットカードで支払いをする事ができ

加盟店は,その金額をカード会社に請求します。

そしてカード会社は、指定の日時に支払うよう

改めて会員に請求&回収するのです。

クレジットカード会社は、会員に信用を与え

リスクをとって立替払いをしています。

ですから、支払いに延滞が発生すると信用が低下し

強制解約や利用制限をされる場合もあります。

そんな事にならない様、銀行口座の残高を確認して

支払いの延滞には気をつけましょう。
[ 2018/06/21 01:39 ] クレジットカード特集 | TB(0) | CM(0)

クレジットカードの仕組みを説明その3

グローバル

<カード会社はどこから利益を得ているのか>


クレジットカード会社の利益は、大きく分けると、「加盟店からの手数料収入」

「会員からのキャッシング・カードローン等の手数料収入」 「広告収入」

「年会費収入」等が挙げられます。


<加盟店からの手数料収入>


カード会社は、当たり前ですが無料で加盟店に

クレジットカード決済
できるよう

にしているわけではありません。

会員がクレジットカードで買い物をした分の

数パーセント(一般的には3%~7%程度)
を、

カード会社(イシュアとアクワイアラで分配)は手数料として受け取っています。

パーセンテージの割合は一律ではなく、当初の契約の際に取り決められます。

スーパーなどの利益率の低い業種では低く、対して利益率の高い業種、

例えばエステなどのサービス業では、比較的高いことが多いみたいです。


また、国際ブランドによっても手数料のパーセンテージが異なる場合があります。

例えばVISA、Mastercardは3%でも、JCBやAmexは5%といったような具合です。

基本的にはVISA、Mastercardは手数料低率ですが

JCB・Amex・Diners Clubは多少高率です。

普段私たちは手数料の事など意識せずにクレジットカードを使っていますが、

裏側では、加盟店にはこのような負担があったんですね。

実はこの分を会員に負担させてしまうと、日本では加盟店規約違反になってしまう

からこそ、私たちが意識することなくカードが使えているという事情があります。

ただ、外国においては、国によって手数料分を一般消費者に負担させることを

認めている場合もありますのでご注意ください。

加盟店はこの負担分よりもさらに大きなメリットがあります。

デメリットを上回るメリットがあるからこそ、クレジットカード決済

をできるようにしているのです。

キャッシングカードローンリボ分割の手数料

実はこれらの手数料が、かなり大きな利益をもたらすと言われます。

現在カードを持っている方は、クレジットカード会社から、

「リボ払いをすると○○ポイントプレゼント!」

「今ならカードローンでポイント還元中!」

これも悪く言うと、餌をまいて手数料収入が見込める支払い方法・サービスの利用を

増やしたいからに他なりません。

総量規制が行われたために今は考えづらいですが、一時期は、ショッピング利用

可能枠よりもカードローンやキャッシングの利用枠の方が

大きくなっているカード会社も存在したほどです。

あまりうれしくないと思う人も多かったと思いますけれどね。

ちなみに、そのような不要な枠がある場合は、カード裏面のサポートデスクに電話を

すれば、限度額を下げてもらう事が可能です。

ただ、下げるのは簡単でも、また上げたいという時はそう簡単ではありませんので

注意が必要です。上げるときには、審査があるからです。
[ 2018/06/21 02:00 ] クレジットカード特集 | TB(0) | CM(0)

クレジットカードの仕組みを説明その4

クレジットカード15

<広告収入を得ている>

自社会員にDM(ダイレクトメール)等で、広告主が提供するサービスを

紹介することで、収入としています。

よくあるものとして、保険の契約や、旅行の案内を目にします。

その他にも、クローズドセールの招待ワインお取り寄せ

フルーツエステ割引券

その他各種優待券各種頒布会など

多種多様な広告があります。

広告主としては、会員の条件をフィルタリング(例えば、年齢・性別・年収

・職業・住所など)し

ターゲットを絞ってDMをばらまいて訴求できるため

より効果を高めることができます。

その他に、ゴールドカード相当以上のカード保有者

に無料で送られてくる会員誌内に展開する広告もあります。

例えば富裕層向けのクレジットカードである、ダイナースクラブカードの会員誌は、

高級ブランドや高級車の広告がきらびやかに掲載されているようです。

私は、アメリカンエキスプレスゴールドを保有していますが、ゴールド会員限定で目を

引くものは、ワインの購入があります。残念ながらワインは飲まないので買った

事はありませんが、ワイン好きの方にはうれしい会員特典だと思います。

<年会費収入>

会員から毎年徴収する年会費も、カード会社の

収益の柱の一つです。

近年、年会費が高額なクレジットカードが増えてきており

年会費ビジネスの規模が

以前よりも大きくなっているように感じます。

例えば、一般カードでも1万円以上するカードすらありますし、ゴールドカードは

1万円~3万円が主流。

プラチナカードでは、5万円から数十万円するものもあります。

昔は、年会費が高いクレジットカードは審査が非常に厳しいのが一般的でしたが、

最近はそこまででもないものが大半です。会員数を増やし、その結果年会費収入を

増やしたいというカード会社の思惑が見てとれます。

今や、サービスを年会費で買う時代

、と言っても過言ではないかもしれません。

実は、アメリカンエキスプレスのグリーンカードを持ってはいなかったのですが、

スマートホンにauからアメリカンエキスゴールドカードのDM(ダイレクトメール)

がきていたので、スマートホン上で必要事項を入力たら届きました。

とくに書類や電話がかかってくることもなく、楽天カード(年会費無料の分です)も

持っているのですが、そのカードより早く自宅に届きましたちょっとした驚きです。
[ 2018/06/21 02:29 ] クレジットカード特集 | TB(0) | CM(0)

クレジットカードの仕組みを説明その5


<加盟店はどこから利益を得ているのか>

カード会社が利益を得る仕組みは簡単に理解できたと思いますが、

盟店はどうでしょう。

カード会社に手数料を取られてしまったり、その場ですぐに現金が手に入らな

かったりで、良い事など全く無さそうに見えます。

しかし、実は加盟店にとっても、クレジットカードを利用可能にすることにより、

目には見えないたくさんのメリットがあるのです。

<販売機会損失の回避>

消費者の欲しいもの(またはサービス)があった時に、手持ちの現金がなくても

購入できるのがクレジットカードのメリット
ですもちろん使い過ぎには注意です。

現金が足りずに購入する事ができない場合でも、カードを1枚持ってさえいれば、

立て替え払いで購入できてしまいます。

しかも、ほとんどのクレジットカードが一括払いの他に、分割払い・リボ払いが選べる

ので、支出の波を穏やかにする事も可能です。

「消費者が欲しい商品をすぐ買える」という事は、加盟店側からすれば、販売の機会を

逃さないという事
になります。

つまり機会損失を回避する事に繋がり、売り上げもアップするのです。

また、現金を必要としなくても買い物ができるので、気が大きくなり、消費金額が

上がる効果
もあります。

ここでは具体的な数値は避けますが、VISAの加盟店向け資料によれば、

多くの実際の調査で証明されています。このこともまた、売り上げアップに一役

買っていますね。

<お金の管理費の軽減>


実は、お金を管理するのは非常に大変なもの。

お金の移動等の取り扱いには危険も伴いますので、たくさんの現金を扱う店舗では、

警備会社に依頼しなくてはなりません。

また、レジに多額の現金を置いておく事は、防犯上の問題もあります。

クレジットカードが使用できれば、レジに多額の現金が存在する可能性も下がります。

現金自体のやり取りが少なくなるため、つり銭の受け渡しミスの絶対数も減少、

さらにはお金を数えるコストも減少します。

また、現金が減れば、従業員の不正もしにくくなります。

とどのつまりお金の管理費が浮くというメリットがあるのです。

<回転率の向上>

一般的な加盟店ではそれほどの恩恵を受けないかもしれませんが、利用者が多い加盟店では

クレジットカードの決済速度の速さが、回転率向上に大きな影響を及ぼします。

例えばスーパー、小銭を探したり、おつりの受け渡しに手間のかかる

現金よりも、クレジットカード利用客の方が圧倒的に早く決済ができます。

これが加盟店にとっては大きなメリットとなり、間接的に収益に結びつきます。

また、行列の待ち時間が早くなれば、顧客満足度にも影響します。

マイルやポイントを貯めている人や、出費をできる限り一本化したい人、クレジットカードを

家計簿がわりにしている人
、クレジットヒストリーを付けたい方に、その様な考えは

多いようです。

そういった人達にも利用してもらえるメリットと同時に、クレジットカードが使えると

いうだけでも、使えない店と比較して差別化を図れます。

今日では、クレジットカードを使える方が当然な時代になってきていますので、

使えない事による顧客満足度の低下の方がデメリットと言えるでしょう。
[ 2018/06/21 02:45 ] クレジットカード特集 | TB(-) | CM(-)

クレジットカード5つの国際ブランドその1


<世界で主だった5つの国際ブランド>



レジットカードには、世界にまたがって使用できる国際ブランドがあります。

日本で発行されているクレジットカードのほとんどは国際ブランドがついています。

大抵は、表券面の右下にマークがついています。


ここでは、日本で発行されている、全世界で主要な国際ブランドでもある

VISA、Mastercard、JCB、Diners Club、Amexの計5ブランドについて

それぞれ紹介します。



<世界シェア.No.1ブランド VISA>


VISAのロゴメダル付き1


VISA(ビザ)は、日本で最も高いブランドイメージが築きあげられている国際ブランド

の一つです。

発足当時はバンク・オブ・アメリカのブランド「BANK AMERICARD

(バンカメリカード)」でしたが、1976年に「VISA」と名称が

変更され、今日に至ります。


ちなみに、「査証」を意味するvisaという英単語とは直接的には無関係で、

Value Issuer Service Areaの頭文字をとってつけられた名称という説が有力です。


ただし、査証にかけて「第2のパスポート」的な意味合いも同時に込められて

いるようです。


テレビCMなどで有名ブランドなのでご存じの方も多いと思いますが、

VISAといえば、まず三井住友VISAカードを思い出す方も多いかもしれません。


しかし、後述しますがVISAは決済機構として存在しているので、

VISA=三井住友というわけではありません。


三井住友カードの前身である住友クレジットサービスが、日本で最も早くVISAと提携し

日本のVISAブランドの立役者として活躍したために、

VISAと言えば三井住友カード、という印象が強いのですね。


先ほどのとおりイコールではありませんが、日本のVISAと言えば

三井住友VISAカードが最も人気があり、ブランド力も高いと思います。



<VISAはクレジットカード発行会社ではない>



先ほどのとおり、VISAはバンク・オブ・アメリカという銀行が打ち出した

「BANK AMERICARD」が発祥となった“ブランド”であり、クレジットカード発行会社

ではありません。


あくまでもVISAインターナショナルという機関が管理する「VISA」という決済機構です。


よって自社で発行しているカード(=専門用語で言うとプロパーカード)も存在しません。


ではどうやって世界中で発行されているかというと、VISAインターナショナルから

「VISAを発行していい」というライセンスを取得した会社が発行しているのです。


先ほどのとおり、三井住友カードも、VISAインターナショナルから直に許可を得ている


会社の一つです(これを、プリンシパルメンバーと言います)。


ただし、それは簡単なことではなく、厳しい審査や費用の関係で、それが不可能な

会社もあります。


そういった理由により「VISAインターナショナルから直接発行ライセンスを取得している

会社と提携し、そのライセンスでVISAを発行する会社」
もあります。



<加盟店が最も多い>



VISAは世界レベルで加盟店が非常に幅広く、2018年現在では、世界シェアNo.1

よって、海外にいかれる方は、後述するMastercardと並び、必ず持って

いきたい国際ブランドです。


そうでなくても、もしも1枚だけ持つとすればやはりVISAかなと思います。


わたしは、VISA、Mastercard、Amexの国際ブランドカードを何枚か持っています。


日本国内でも、クレジットカード決済できるところでVISAを使えないところを探す

方が難しいほどです。


VISAは、日本においてブランドイメージが確立されている感があります

国際ブランドとして非常に人気があります。



<キーワードは「Priceless」 マスターカード>

マスターカードロゴメダル付き

上記VISAと方を並べる国際ブランドがMastercard(マスターカード)です。

あの、「プライスレス」のCMでおなじみです。


Mastercardは、VISAに対抗する形でアメリカのカリフォルニア州の銀行数行によって

発足しました。


当初は「どこでも通用するツケ」、という意味を込められてMasterCharge(マスターチャージ)

という名称でした。1970年代に、MasterChargeから、Mastercardにブランドを変更して

今日の名称に至ります。


こちらもVISAインターナショナルと同様、自社でクレジットカードを発行していません。

つまり、Mastercardワールドワイドという団体が管理する、「Mastercard」という

名称の決済機構
となります。



<VISAと近い性質の国際ブランド>



Mastercardは、VISAと並び、所有者が非常に多いカードです。

VISAと同様に、幅広い加盟店で決済できる事に主眼を置いている決済カードですので

世界中で幅広く利用できます。


もちろん、日本でも問題無く使えます。


具体的な加盟店数に関しては、現時点ではVISAの方が多いようです。

「ビザとマスターカードはどっちを選んだらいいか」と思いますが、

日本で使う分にはどちらもさして変わりません。

VISAが使えてMastercardが使えないというシーンや、その逆も極めて希ですから、


しかし、海外においては地域により加盟店の差があるようです。

一般的にはMastercardはヨーロッパ方面に強く、VISAはアメリカ方面が優勢と言われています。


でも、実際は利用するお店次第なところもあります。

いずれにしても、海外旅行でカード1枚はちょっと心許ないですから、

そのような事を心配されるよりは、VISA/Mastercardの両方を持っていった方が

安心だと思います。



<マイナーマスター問題>



マスターカードには、日本国内においてマイナーマスターという問題があります。


具体的には、マスターカードのステッカーが張ってある加盟店でも、

クレジットカードの利用が出来ない事が極まれにあるのです。


UC・DC/UFJ(三菱UFJニコス)等のメジャーマスターには存在しませんが、

三井住友カードや三井住友トラストクラブ(旧シティカード)等、オムニカードのライセンス

により発行しているマスターカードでは起こりえます。


現在ではほぼ無くなってきているため、遭遇すること事態まれですので

気にしなくても大丈夫なレベルです。


Mastercardホルダーの方は、そんなこともあるくらいに記憶の片隅

に置いておく程度で十分でしょう。



<消費者金融も発行しています>



Mastercardワールドワイドという発行ライセンスを管理する団体は、消費者金融

でもMastercardの発行を認めています。CMでもやっているため

アコムACマスターカードが特に有名ですよね。


対してVISAインターナショナルは、消費者金融系に門戸を開いていません


こういった戦略の結果かどうかは分かりませんが、結果としてVISAの方がブランド力は

高いように思われます。



<代表クレジットカード会社>


VISAとは異なり、Mastercardの場合はこの会社!というような代表的な

発行会社がありません。


日本で初期からMastercardと提携・発行したUC/DC・UFJ(三菱UFJニコス)

などが考えられますが、Mastercardとイコールという感じまでではないです。
[ 2018/06/21 04:03 ] クレジットカード特集 | TB(-) | CM(-)

クレジットカード5つの国際ブランドその2


<富裕層向けの定番ブランド アメリカンエキスプレス>
アメックロゴメダル付き

アメリカンエキスプレスは、元々は運送業としてスタートした会社の国際ブランドです。

その名の通り、アメリカ発の国際ブランドとなります。



<国際ブランド・自社発行・解放カード発行>



国際ブランドとしての決済機構でありながら、アメリカンエキスプレス社の日本法人

において、自社でも国際ブランドAmexが付いたクレジットカードを発行しています。


その点は、JCBと同じです。違う点は、FCでの発行は無いということ。

自社発行と、ライセンス供与で発行される加盟店解放型カードのみです。


特に2000年代後半から、加盟店開放型カードに力を入れてきている感があります。

たしか最初はセゾンカードにおいて、国際ブランドでアメックスが選べるようになった

ことだったと記憶しています。

その後、上級カードで有るセゾン・プラチナアメックスカードも登場しました。


ここ最近では、三菱UFJニコスと提携し、積極的にアメックスブランドを押し出してきて

いるようです。


マイルを貯めることで人気のJALカードアメックスも、アメリカンエキスプレス社

ではなく、三菱UFJニコスが発行しています。



<お金持ち御用達カードのイメージが強い>



加盟店開放型カードに関しては、他のクレジットカードとなんら変わりありませんが、

アメリカンエキスプレス社による自社発行のクレジットカードは、

完全に富裕層向けと世間では認識されています。



もともとアメックスは、T&E(トラベル&エンターテインメント)カードとしての、

顧客が満足できるサービスを重視して発展してきました。


ある程度お金に余裕が無いとT&Eはできませんから、そういったサービスを使いこなせる

層にとっては、アメリカンエキスプレス社発行のAmexは、非常に心強いクレジットカード

と言えます。


T&Eに強く、ワンランク上のサービスを受けたい富裕層にとっては、

他で得られないサービスと感じるのでしょう。


現在は、グリーンとゴールドであれば庶民でも手が届くように

一昔前の本体発行のアメリカン・エキスプレス・カードは、

グリーンカード(一般)でも他社のゴールドカード相当と言われていました。

現在は全くそんな事はなく、普通の銀行系一般カードと同じ程度の取得難易度です。


きちんと働いていて安定収入があれば、取得は難しくありません。


バブル時代には富と権力の象徴でもあったゴールドも、今ではグリーンと審査基準は

大差ないように思います。


プラチナカードも、最近はブログなどでインビテーションが来たという報告も多いです。

YouTubeの動画でも結構みかけますが、正直なところ驚きです。


プラチナカードは、年会費十万オーバーを余裕で支払えるほどの属性で無いと、

なかなか持つことのできないカードです。


そして最後に、ブラックフェイスの最上位カード、アメックス・センチュリオン

これに関してだけは別格です。


非常に希少性があり、取得が非常に困難と言われています。

年収で言えば、最低でも数千万、おそらく億レベルでも普通だと思います。

よく芸能人などが持っているとテレビで自慢しているあの黒色のカードです。

なお、セゾン三菱UFJニコスが発行するAmexブランドが付いたカードに関しては

審査はそれぞれの会社が行います。


アメリカンエキスプレス社は一切関わりません。

したがって、取得が特に難しいということもありません。

さらに言えば、一部を除き、本体発行と同じT&Eサービスは享受できません。

それらのカードは、Amexが付いているセゾンカードや、三菱UFJニコスカード

だからです。


しかし、アメックスブランドを尊重して、保険やサービスを他のカードよりも手厚

くしていることが多いようで、その分年会費も高めになっています。

 

<加盟店数は少ない>


Diners Clubと同様に、加盟店数はあまり多くはありません。

日本ではJCBと加盟店開放契約をしているので、実際にはかなりの店舗で使えます。


ただし、全てのJCB加盟店で利用できる訳ではありませんので注意が必要です。


Diners Clubよりは使えるお店がわずかに多いように感じます。


特に海外ではJCBやDiners Clubよりも取り扱い高も多く、お膝元であるアメリカでは

特に使えるようです。
[ 2018/06/21 04:54 ] クレジットカード特集 | TB(-) | CM(-)

クレジットカード5つの国際ブランドその3


<日本発の国際ブランド ジェーシービー>

JCBカードロゴ


JCB(Japan Credit Bureau ジャパンクレジットビューロー)は世界で利用できる

日本発の国際ブランドです。


世界で通用する主要の国際ブランドに、日本のブランドが入っているというのは

大変すごい事です。


とは言え、昔はMastercardに加盟する道もありました。

そうなっていたら、今のような立場では無かったでしょう。


独自に海外展開する道を選択し、結果的に今の主要国際ブランド

の地位を築き上げたのです。


日本発のブランドだけあり、かねてより日本で最も加盟店の

多いブランド
と言われてきました。


日本国内において、クレジットカード払いができるお店でJCBが使えない

という事はまずありません。



<決済機構を管理しながら、自社でもカード発行>




JCBという国際ブランド・決済機構を管理している株式会社ジェーシービーは

VISAインターナショナルやMastercardワールドワイドとは異なり、

自社でもクレジットカードを発行しています。


つまり、株式会社ジェーシービーがイシュア(発行会社)として、国際ブランドJCBが

ついたクレジットカードを発行しているのですね。


カード発行会社である(株式会社)ジェーシービーと、国際ブランドであるJCB


文字にすると違いますが、読みは同じ。

この辺りがごっちゃになることで、クレジットカード初心者の方にとって

誤解を生む原因になっていると感じます。


ですから一口にJCBといっても、国際ブランドとしての「JCB」なのか

クレジットカード発行会社としての「株式会社ジェーシービー」なのか

読み取る必要があります。



<本体・FC・ライセンス供与による、3種類の発行がある>



国際ブランドJCBには、3つの発行形態があります。


1つ目は、先ほどお話に出た、株式会社ジェーシービーの本体(自社)による発行。


2つ目は、FC契約を締結した会社による発行。


FC契約とは、ご存じの方も多いと思いますがフランチャイズ契約の略であり

代理店のようなものです。


本体発行と近い形態であり、本体が提供するサービスを

基本的には全て享受できます。


そして3つ目は、国際ブランドJCBの発行ライセンスを供与された会社

による発行。


加盟店を開放するということから、加盟店開放型とも呼ばれます。


こちらは、国際ブランドであるJCBがついていても、発行会社は全く別ですから

サービス内容やクレジット業務は各発行会社が独自に提供します。


というわけで、券面の右下にJCBのマークがあるカードは、

全てJCB(という国際ブランドがついた)カードと言えますが、発行会社は

株式会社ジェーシービーとは限らないことに注意が必要です。


<海外での加盟店は少ない>


お膝元である日本では最大級の加盟店を誇るJCBですが

海外では利用できない場合も多くあります


ただし、日本人がよく行くような場所、例えばハワイや韓国

台湾等は、かなりの店舗で利用できるようです。


もともとイシュアとしてのジェーシービーは、T&E(旅行と娯楽)カードとして

発展し国際ブランドにもなったわけで、VisaやMastercardのような決済に


主眼を置いたカードではありませんでした。


海外旅行の際は、そこら辺は割り切ってVisa/Mastercardも持って行く事を

強くお勧めします。


海外でも日本語でサポートしてくれる、JCBプラザ

JCBブランドが付いているクレジットカードなら、世界主要都市に広がる

JCB会員専用の海外サービスラウンジであるJCBプラザを利用可能です。


本体発行はもちろん、FCやライセンス供与された会社が発行した

JCBカードでもサービスを受けられるのがうれしいところ。



現地でのホテル・レストラン・オプショナルツアー・各種チケット・航空券

の予約等のサービスをなんと日本語で案内してくれます



言葉がスムーズに通じない海外においては、不安な気持ちになっていることも

多いと思いますが、日本語で対応というのが良いですね。
[ 2018/06/21 05:44 ] クレジットカード特集 | TB(-) | CM(-)

クレジットカード5つの国際ブランドその4


<アメックスと双璧をなす富裕層向けカード>


ダイナースロゴ


Diners ClubもAmexJCBとほぼ同様です。

国際ブランドとしての決済機構をDiners Clubインターナショナルが管理しながら

日本においては、三井住友信託銀行系の三井住友トラストクラブにて

Diners Clubブランドのクレジットカードを発行しています。


なぜに三井住友トラストクラブ!?と思われるかもしれませんが

2000年に全世界的にシティグループによってダイナースクラブが買収され

その後2015年に三井住友信託銀行系に譲渡、その結果、日本では

三井住友トラストクラブがDiners Clubの独占発行権を持っているからです。


FCや開放カードは、私が知る限りではありません。

加盟店はアメックスと同様、VISA/Mastercardと比べて少ないですが

日本においてはJCBと加盟店開放契約をしているので、JCB加盟店でダイナース

が使える場合があります。



<アメックスと並ぶ2大富裕層カード>


Diners Clubは、アメックスと同様富裕層向けの国際ブランドです。

もともとダイナースという言葉は、「食事をする人」を意味する言葉であり

加盟店もレストラン等のT&Eを中心に伸ばしてきた経緯があります。


ですから、先ほどのとおり他の国際ブランドに比べて加盟店はそれ程多くはありません。

しかし、一般カードでもゴールド級を上回るグレード・サービスということに加え

比較的取得が困難なクレジットカードですので

男性、特に年齢層が若干上の人にとっては非常に高いステータスを誇っているようです。


シティバンク銀行時代から引き継いだ、SMBC信託銀行との提携カードも発行しており

SMBC銀行に一定額以上の預金を積んでおけば、比較的簡単に取得

できるという説もあります。(そもそも日本人で信託銀行に口座を

持っているような方は富裕層が多いと思います)


Diners Clubにも、ブラック券面の「ダイナースクラブ プレミアムカード」が存在し

アメリカンエキスプレス社のセンチュリオンカードと並び、取得が非常に困難とされていました。

ですが2014年現時点では、インビテーションもかなり多くばらまかれているようで

アメックスプラチナ級と近いかもしれません。


[ 2018/06/21 20:47 ] クレジットカード特集 | TB(-) | CM(-)