クレジットカード5つの国際ブランドその1


<世界で主だった5つの国際ブランド>



レジットカードには、世界にまたがって使用できる国際ブランドがあります。

日本で発行されているクレジットカードのほとんどは国際ブランドがついています。

大抵は、表券面の右下にマークがついています。


ここでは、日本で発行されている、全世界で主要な国際ブランドでもある

VISA、Mastercard、JCB、Diners Club、Amexの計5ブランドについて

それぞれ紹介します。



<世界シェア.No.1ブランド VISA>


VISAのロゴメダル付き1


VISA(ビザ)は、日本で最も高いブランドイメージが築きあげられている国際ブランド

の一つです。

発足当時はバンク・オブ・アメリカのブランド「BANK AMERICARD

(バンカメリカード)」でしたが、1976年に「VISA」と名称が

変更され、今日に至ります。


ちなみに、「査証」を意味するvisaという英単語とは直接的には無関係で、

Value Issuer Service Areaの頭文字をとってつけられた名称という説が有力です。


ただし、査証にかけて「第2のパスポート」的な意味合いも同時に込められて

いるようです。


テレビCMなどで有名ブランドなのでご存じの方も多いと思いますが、

VISAといえば、まず三井住友VISAカードを思い出す方も多いかもしれません。


しかし、後述しますがVISAは決済機構として存在しているので、

VISA=三井住友というわけではありません。


三井住友カードの前身である住友クレジットサービスが、日本で最も早くVISAと提携し

日本のVISAブランドの立役者として活躍したために、

VISAと言えば三井住友カード、という印象が強いのですね。


先ほどのとおりイコールではありませんが、日本のVISAと言えば

三井住友VISAカードが最も人気があり、ブランド力も高いと思います。



<VISAはクレジットカード発行会社ではない>



先ほどのとおり、VISAはバンク・オブ・アメリカという銀行が打ち出した

「BANK AMERICARD」が発祥となった“ブランド”であり、クレジットカード発行会社

ではありません。


あくまでもVISAインターナショナルという機関が管理する「VISA」という決済機構です。


よって自社で発行しているカード(=専門用語で言うとプロパーカード)も存在しません。


ではどうやって世界中で発行されているかというと、VISAインターナショナルから

「VISAを発行していい」というライセンスを取得した会社が発行しているのです。


先ほどのとおり、三井住友カードも、VISAインターナショナルから直に許可を得ている


会社の一つです(これを、プリンシパルメンバーと言います)。


ただし、それは簡単なことではなく、厳しい審査や費用の関係で、それが不可能な

会社もあります。


そういった理由により「VISAインターナショナルから直接発行ライセンスを取得している

会社と提携し、そのライセンスでVISAを発行する会社」
もあります。



<加盟店が最も多い>



VISAは世界レベルで加盟店が非常に幅広く、2018年現在では、世界シェアNo.1

よって、海外にいかれる方は、後述するMastercardと並び、必ず持って

いきたい国際ブランドです。


そうでなくても、もしも1枚だけ持つとすればやはりVISAかなと思います。


わたしは、VISA、Mastercard、Amexの国際ブランドカードを何枚か持っています。


日本国内でも、クレジットカード決済できるところでVISAを使えないところを探す

方が難しいほどです。


VISAは、日本においてブランドイメージが確立されている感があります

国際ブランドとして非常に人気があります。



<キーワードは「Priceless」 マスターカード>

マスターカードロゴメダル付き

上記VISAと方を並べる国際ブランドがMastercard(マスターカード)です。

あの、「プライスレス」のCMでおなじみです。


Mastercardは、VISAに対抗する形でアメリカのカリフォルニア州の銀行数行によって

発足しました。


当初は「どこでも通用するツケ」、という意味を込められてMasterCharge(マスターチャージ)

という名称でした。1970年代に、MasterChargeから、Mastercardにブランドを変更して

今日の名称に至ります。


こちらもVISAインターナショナルと同様、自社でクレジットカードを発行していません。

つまり、Mastercardワールドワイドという団体が管理する、「Mastercard」という

名称の決済機構
となります。



<VISAと近い性質の国際ブランド>



Mastercardは、VISAと並び、所有者が非常に多いカードです。

VISAと同様に、幅広い加盟店で決済できる事に主眼を置いている決済カードですので

世界中で幅広く利用できます。


もちろん、日本でも問題無く使えます。


具体的な加盟店数に関しては、現時点ではVISAの方が多いようです。

「ビザとマスターカードはどっちを選んだらいいか」と思いますが、

日本で使う分にはどちらもさして変わりません。

VISAが使えてMastercardが使えないというシーンや、その逆も極めて希ですから、


しかし、海外においては地域により加盟店の差があるようです。

一般的にはMastercardはヨーロッパ方面に強く、VISAはアメリカ方面が優勢と言われています。


でも、実際は利用するお店次第なところもあります。

いずれにしても、海外旅行でカード1枚はちょっと心許ないですから、

そのような事を心配されるよりは、VISA/Mastercardの両方を持っていった方が

安心だと思います。



<マイナーマスター問題>



マスターカードには、日本国内においてマイナーマスターという問題があります。


具体的には、マスターカードのステッカーが張ってある加盟店でも、

クレジットカードの利用が出来ない事が極まれにあるのです。


UC・DC/UFJ(三菱UFJニコス)等のメジャーマスターには存在しませんが、

三井住友カードや三井住友トラストクラブ(旧シティカード)等、オムニカードのライセンス

により発行しているマスターカードでは起こりえます。


現在ではほぼ無くなってきているため、遭遇すること事態まれですので

気にしなくても大丈夫なレベルです。


Mastercardホルダーの方は、そんなこともあるくらいに記憶の片隅

に置いておく程度で十分でしょう。



<消費者金融も発行しています>



Mastercardワールドワイドという発行ライセンスを管理する団体は、消費者金融

でもMastercardの発行を認めています。CMでもやっているため

アコムACマスターカードが特に有名ですよね。


対してVISAインターナショナルは、消費者金融系に門戸を開いていません


こういった戦略の結果かどうかは分かりませんが、結果としてVISAの方がブランド力は

高いように思われます。



<代表クレジットカード会社>


VISAとは異なり、Mastercardの場合はこの会社!というような代表的な

発行会社がありません。


日本で初期からMastercardと提携・発行したUC/DC・UFJ(三菱UFJニコス)

などが考えられますが、Mastercardとイコールという感じまでではないです。
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[ 2018/06/21 04:03 ] クレジットカード特集 | TB(-) | CM(-)