債券でかせぐ

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債券とは金融商品の一種で、簡単に言えば借用書のことです。

金融商品の中では株に並んでよく扱われており、投資の代名詞のひとつです。

株同様、債券も値段が変動しますが、あくまで「借金」という扱いなので

基本的には期限がきたら、利子をつけて全額返ってきます。(償還といいます)

ですから株と比べて、ローリスク・ローリターンです。

銀行にお金をあずけると、自動的に運用される債券もあります。

みなさんが銀行にお金をあずけることでうけとる利子は

この債券運用を銀行がおこなうことで入手できるものです。

代表的な債券には以下の3種類があります。

国債  国が発行する債券で、債券の中では一番取り扱いが多い

地方債  地方自治体(都道府県)が発行する債券

社債  会社が発行する債券

もっぱら国債や地方債、政府機関債、国際機関債は公債とも言われます。


<国の発行した債券だからといって安全なわけではない>


基本はすべて償還されるとは言えど、やはりリスクは完全にないわけではなく

値下がりすることもありますし

最悪デフォルト(債務不履行)といって、完全にその債券が

無価値になることもあります。

デフォルトは、相手(国・会社など)に支払能力が見込めない場合に発生します。

国債については国がつぶれればデフォルトですし

社債についても会社がつぶれればデフォルトです。

投資の初心者に注意してほしいのは、国が発行している債券だからといって

必ずしも信用できるものではない、ということです。

とりわけ新興国・途上国ではデフォルトが顕著で

実際にデフォルトになった国としてはアルゼンチンが有名です。

国債がデフォルトすると、急激なインフレと自国の通貨価値の低下

そして金利高に襲われるので、そうした原因もあって、FXなどでは

新興国・途上国の通貨を買って、スワップ金利をねらう人もいます。


<格付けは参考程度にする>



公債を含めて、債券の信用力をはかる代表的なモノサシとして

スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)や、ムーディーズ(Moody's)

による「格付け」があります。

たとえばS&Pなら基本的に、AAAをもっとも信用度の高い格付記号とし

「AAA・AA・A・BBB・BB・B・CCC・CC・C」の9段階で債券を評価します。

ムーディーズであれば「Aaa・Aa・A・Baa・Ba・B・Caa・Ca・C」の9段階です。

双方、微妙に表記が違うことに注意してください。

もっぱら高格付けの投資適格債とされているのは

S&Pで言えば「AAA・AA・A・BBB」の4つで、これをソブリン債(ハイグレード債)と言います。

BB以下になると、低格付けの投機的格付債あつかいで

これをハイイールド債(ジャンク債)と言います。

(ムーディーズの場合はBa以下でハイイールド債です)

性質上ソブリン債は先進国に、ハイイールド債は新興国に多いです。

ソブリン債は信用力があり、基本全額償還でリスクが低いので

そのぶん利回りも低くなります。

一方ハイイールド債は信用力がなく、デフォルトなどのリスクが高いので

そのぶん利回りも高くなります。

ここでもリスク&リターンの要素が大きくでることを、覚えておいてください。

<国債格付け(ソブリン格付け)>
格付け国債

米ドル、ユーロ、日本円という、世界三大通貨となっている国

のソブリン債ですら、実際にデフォルトこそしてはいないものの

危機にさらされることはよくあるということを、覚えておくべきでしょう。

ソブリン債だろうとハイイールド債だろうと、リスクはあるのです。


<債券はデフレ化・円高化に強い>


株がモノであるのに対し、債券はあくまで借金というお金なので

お金の価値に依存します。

ですからインフレ化・円安化で金利があがると通貨価値とともに

債券価格はさがり、デフレ化・円高化で金利がさがると

通貨価値とともに債券価格はあがります。

なので債券は、社会がインフレからデフレになるときに

ポートフォリオの比率を増やすのが基本です。

2010年代現在、銀行預金の金利がさがりにさがりきっていること

そして円高デフレの日本において、今後アベノミクス政策による

インフレ化・円安化が考えられることから、現在の日本債券への

投資は基本的に不利と考えます。


<債券は株と比べるとローリスク・ローリターン>



株式を軸としたファンドは、数十年以上を見越して投資します。

一方債券ファンドは、満期が数年以内で設定されていることが多く

価格の変動幅が小さいため、大きな損失がでることはありません。

そういう意味では、債券を多めに資産運用するのは、お年寄り向けです。

若年層は債券よりも株を中心に組むことをオススメします。


<債券運用のおすすめは>


もっぱら債券は、他の投資(主に株)のクッションとして使います。

株価がさがったときには債券価格があがりやすいので

それでリスク分散になります。

債券が今後のインフレ化・円安化で効率を見込めないこと

株のほうがハイリターンを見込めることから、長期保有を覚悟できる若年層なら

アセットアロケーションは株70%以上・債券10%以下でいいです。

お金に余裕のないお年寄りでリスクをあまりかけれない場合は

株50%以上・債券30%以下がオススメです。

そもそも債券というのは、銀行口座に預金するだけでも運用されますので

それを考えると、やはり投資の主役は株です。

株は債券とは違い、投資でなければ買うことができません。

また単純に株と比べて、ローリスク・ローリターンと言われていても

最近ではソブリン債でもデフォルトと隣合わせ、という印象が否定できません。


特に日本国債はただひたすら、マイナス金利なので買えません!

日本国債10年もので0.039%(楽天証券)ついていますが、低すぎです。

そういう意味では、債券を買うなら、やはり海外債券(外債)が中心です。

アメリカ国債は3年、10年ものでも2%台の金利がついていますから

検討する余地があると思います。

忙しい人は個別に債券を買う必要はなく、基本的に株と債券の両方をとりいれた

グローバルバランス型ファンド(投資信託)を使用すればいいでしょう。

投資信託を検討するならモーニングスターのサイトがおすすめです。


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[ 2018/07/14 20:48 ] 投資で資産を運用する | TB(0) | CM(0)

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